美は1日にしてならず


by miliardaria
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吉例顔見世大歌舞伎@歌舞伎座

先日歌舞伎座で11月恒例の「吉例顔見世大歌舞伎」を見てきました。

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" 顔見世 " とは、江戸時代、芝居小屋と役者は1年契約で、契約月の11月に、来年契約した役者のお披露目=顔見世をした名残の公演なんだそうです。
顔見世の時だけ、歌舞伎座の表にやぐらをたてるというのですが・・・コレ↓でいいのかな?

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演目は " 伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ) "
仙台藩のお家騒動を室町時代に置き換えたお話です。
御家乗っ取りを企む悪臣一味から、幼い当主を守る乳母のアレコレと、アレコレあって結局悪者を懲らしめる勧善懲悪の物語。
通しの上演はめずらしく、歌舞伎座では10年ぶりだそうです。

黒・柿色・浅黄色の幕は歌舞伎のシンボル。

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桟敷席から観てみたいなー。

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出演は次の方々。
 福助
 菊五郎
 三津五郎
 仁左衛門
 団十郎
 富十郎
11:30から4時過ぎまで、たっぷりこってり満喫しました。
しかし、それもこれも " イヤホンガイド " のおかげ。¥650円で借りるのですが、リアルタイムで、セリフを邪魔せず丁寧に解説してくれて、見所も教えてくれます。これがなかったらチンプンカンプン。
こうしてブログにアップできるのも、イヤホンガイドがあってこそ(笑)

ところで、歌舞伎て、登場シーンや見えをきるところで「中村屋!」とか声かけますよね。あれって、通のお客さんなんでしょうか。サクラなんでしょうか。
ちょっと外す人がいて、私はそれがツボにはまって噴出しそうで辛かったです(爆)




足利家の当主頼兼は、悪臣一味の企みで遊郭にはまり、それがもとで隠居させられる。
後を継いだ息子の鶴千代はまだ幼く、悪臣一味から命を狙われ、乳母政岡は、毒殺を恐れて鶴千代の体調不良、食欲不振を装い、自分が茶釜で炊いた食事以外は与えない。
悪臣仁木弾正の妹八汐らが訪ねてきても近づけず、政岡を落としいれようとする企みも失敗。
悪臣の黒幕の奥方、栄御前の一行がやってきて鶴千代へのお見舞いといってお菓子を渡す。黒幕が高位であるため鶴千代は食べないわけにはいかなくなるが、かねてより命をかけて鶴千代を守るよう言いつけられていた政岡の息子であり、毒見役の千松が飛び出し、お菓子をほうばりながら蹴散らしてしまう。
お菓子は毒入りで、千松は苦しみだすが、居合わせた八汐が非礼の罰として千松を殺してしまう。
我が子を殺された政岡だが、一同の前では顔色ひとつ変えない。その様子を見て栄御前は政岡が、同じ年頃の我が子と鶴千代を取替えて育てていると誤解し、政岡に御家転覆の連判状預ける。
冷静を保っていた政岡は、一人になると我が子の死に号泣。
そこへ八汐が斬りかかってくるが、逆に政岡が息子の仇として仕留める、
政岡が八汐ともみあっている最中、怪しいねずみが連判状をくわえていってしまう。
このねずみ、実は仁木弾正が妖術で化けたもので、宿直の荒獅子男之助が床下で捕らえるが、結局逃げてしまう。
一方、政岡の父渡辺外記左衛門は、弾正一味を訴え、評決にもちこむ。企みを書いた弾正の署名捺印付きの手紙を証拠として出すが、裁く山名宗全は悪臣の黒幕で、外記左衛門にとって圧倒的に不利な展開となる。しかし、突然登場した正義の細川勝元がすっぱり裁いて外記左衛門は勝訴する。
罪を認めた弾正は、外記左衛門に斬りかかるが、息子達の助けを借りて、最後は外記左衛門が弾正を仕留める。めでたしめでたし。

御殿での女の戦い、子供を殺されても気丈な乳母を演じながらも一人になって徐々に母の顔に戻り嘆き悲しむ政岡、細川勝元の颯爽とした裁き・・等等が見所なのだそうです。
よ!成田屋!!
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by miliardaria | 2006-11-22 23:48